【サンブレイク第5弾アプデPV感想】カゲロウさんへの想いをしたためる記事&モンスター考察もすこし

 

(マスター★2 カゲロウ)

先ほどのスペシャルプログラムで公開された第5弾アップデート情報で、アマツマガツチの復活参戦と、カゲロウのストーリーが新たに公開されました。これを投稿している現在は、日をまたいでアプデ当日……の深夜でございます。明日……というか今日に備えていったん寝ようとしたものの、カゲロウさんについて思いを馳せすぎてしまい寝るに寝れなかったため、ひとまずアプデPV感想会ということで、私の思うところをしたためて落ちついてから寝ようという次第でございます。

 

アップデート情報ページによれば、明日……というか今日のアプデで主要NPCに世間話が追加されるということだったので、アプデ以降またそれらの台詞をひととおり回収したら、この記事ページをそのままその考察記事にしようと思っていますので、また近日おいでいただけますと幸いです。

 

ということで! PV感想を書いていきます! 

 

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獄泉郷とおぼしき場所に舞い降りたアマツマガツチに、独りで戦いを挑もうとするカゲロウ。アマツマガツチはまさしく、かつてツキトの都を滅ぼした、彼の不俱戴天の仇です。

 

これまでのカゲロウは、カムラの里で精神的な再出発をし、ヨモギを見守りながら共に生きていくのだという感じで、自分の人生に再び希望を見い出しかけていたような雰囲気だったのですが、このPVではガラッと変わっています。それが最もよくわかるのが、最後のシーンで「お元気で」と言っているところ。

 

この別れは、間違いなくヨモギに向けてのものでしょうね。カムラの里にアマツマガツチが迫っていると知った時に、カゲロウの気持ちは急転回し、自分は命を賭してでもアマツマガツチを討つと心に誓ったのでしょう。

 

それは、失われたものはもう戻っては来ないけれど、亡き主君――ヨモギの肉親であるミカドと、ツキトの都の人々の仇を討つため。

 

そして十数年前、災いから逃げ延びた自分とヨモギを温かく迎え入れてれた――そして今、亡き主君から託された、彼にとっての最も大切な存在であるヨモギが幸せに生きている、愛すべき「第二の故郷」カムラの里までも、アマツマガツチに滅ぼされるという悪夢を繰り返さないようにするため。

 

かつてハンターとしてツキトの都を守れなかった自らの無力を今なお悔いており、その十字架を背負い続けている彼が、今度こそは自分の大切な人と場所を守ってみせるのだと、せめてもの罪滅ぼしをしてみせるのだと、アマツマガツチに戦いを挑んでいるのです。十数年間のブランクを承知で古龍に挑むのですから、文字通り、自分の命を賭して。

 

彼は行商としての今の自分を「第二の人生」と言っていますが、それは言い換えれば、ツキトの都の滅亡を止めること叶わず、カムラに逃げ延びてそのままハンターを廃業することになった時点で、自分はもはや一度死んだ身なのだということでもあるのでしょう。

 

カゲロウが、アマツマガツチがカムラを襲うことを知ってから、その討伐が自分の人生最後の仕事であると覚悟を決めたのか、それともいずれその龍に再び対峙する因縁が訪れたときは、元々自らの命を捨ててもそれに挑むと心のどこかで決意していたのかは、定かではありませんが……いずれにしても彼は、自身の心の奥底にひとり取り残されたハンターとしての自分、嵐龍のことに冷静でいられない自分というものを、自覚しているのでしょうね。

 

でもねぇ……カゲロウの気持ちはわかるんだけど、私はカゲロウにはこれからも、カムラの里で生きてほしいんだ。

 

カゲロウ本人としては、一度死んだ自分の命など捨ててでも討伐したいと思っているでしょうし、ヨモギは今や過去の陰影を引きずることなく、「カムラの里の茶屋の看板娘」としてカムラの里の皆と一緒に幸せに生きていけるのだから、自分自身が戦いに殉じてもうヨモギのそばにいられなくなることと引き換えても、その幸せを守るのが自分の仕事であり、ツキトの都のハンターとしての最後の使命だと思っているのやもしれません。でも……やっぱり誰かを犠牲にした平和は、本当の幸せではないんですよね。それは、災禍に対して常に里の皆で団結して立ち向かうことを信条としてきたカムラの里が、最も大切にしている考え方だと思います。カゲロウだって、里の大切な仲間ですから。

 

それに、カゲロウは恐らくヨモギには黙ってアマツマガツチとの決戦に向かう気でしょうが、もしあとでヨモギが全ての真相のことを知ったとしたら、彼女はひどく悲しむと思います。カゲロウと一緒にアマツマガツチと戦って、そしてカゲロウと一緒にカムラの里に帰る。今回の戦いは、そういう戦いであってほしい、そうしたいと私は切に願っています。

 

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……はい。ということで、取り留めのない筆者の深夜ポエムにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。恐縮の限りです。お恥ずかしい……。冒頭でもお話しした通り、このページはそのままアプデ後のNPC台詞まとめ&考察記事として活用していくので、近々もっとちゃんとした文章をお見せしたい所存です。

 

アマツマガツチの方にあんまり触れていませんでしたが、戦闘フィールドが獄泉郷に見えて、いつもの獄泉郷とは少し雰囲気が違いますね。アマツ戦だけの特殊な戦闘ギミックなどもないかどうか、相まみえる時が楽しみです。それにしても、ドス古龍にバルファルクにアマツマガツチと、獄泉郷は何かと古龍を引き寄せる場所ですね。実は古龍たちを引き付けるような、何か特殊なエネルギーなんかが眠っている場所なのでしょうか。今後の情報が楽しみです。

 

それから話は変わりますが、最後には特殊個体のメル・ゼナとも思しきモンスターが、空の白む城塞高地に登場しているシーンがちょこっとだけ流れましたね。メル・ゼナが最終追加モンスターであるとすると、やはり一度本来の宿主(ラスボス)を失い、房総の末にあらゆるモンスターに寄生するように進化したキュリアたちが、最終的にメル・ゼナを宿主として選び、進化したキュリアたちと更なる共生関係を結んだメル・ゼナが特殊個体……みたいな感じになるのでしょうか? 

 

メル・ゼナはキュリアとの共生という点では、キュリアをそのまま攻撃に利用できるという点で他の傀異克服古龍と一線を画しているんですよね、これは、毒やら炎やらといった能力を有している他の古龍と異なり、メル・ゼナ本人の能力がほぼ物理攻撃特化の肉体派のため、キュリアによる遠距離攻撃が自身のスタイルと互いに邪魔し合うことなく共存したからというのもありますが、メル・ゼナが伯爵や気高さといったイメージでデザインをされていることを考えると、他の小さな生物との共生関係を築く――メル・ゼナ視点で言い換えれば、他の生物を飼い、使役し、従えるということに関して、メル・ゼナには固有の特別な適性があるということも大いに考えられます。もしキュリアがメル・ゼナを新たに自分たちの安定的な宿主として選ぶのだとすれば、それが他の古龍ではなくメル・ゼナになった理由はそういったところにある、という説明も可能になりますね。

 

そもそも今の(いわゆる通常個体の)メル・ゼナにしても、そのパワーアップ状態である血気活性状態は、外見が黒くなり鳴き声もかすれるように変わるというのが、既に傀異克服オオナズチたちと同じような「傀異克服個体」の特徴を持っているんですよね。そこからさらに特殊個体ともなれば、「傀異克服」とも何か質的に異なる、より強力な結びつきを得たメル・ゼナということになるやもしれません。

 

実のところキュリアの話にしても、「傀異化モンスターと傀異克服古龍がどんどん出現している」という現在の状況のままサンブレイクをアマツで〆てしまっては、結局キュリアの脅威の拡大が最終的にどういう結末を迎えるのか、王域やカムラ地域のキュリアの影響はこの先どうにかして沈静化できるのか、ということに関して、説明不足で煮え切らないままに物語が終わってしまうことになります。なので何らかの形で最終的にメル・ゼナに着地させ、同時にキュリアの被害にも目処が立ってくる、というあたりが、サンブレイクのお話としては綺麗にまとまるのかな~という感じですね。

 

そもそも王域を縄張りとするメル・ゼナ的に、いくら小さいとはいえども獰猛であり、ガイアデルムからもたらされた、王域にとっては間違いなく「異物」であるキュリアのことをどう思っているのか、というのもちょっとあるからなぁ。元々は外敵だけど共生関係っていう、微妙な立ち位置ですよね。……まあ、長くなる前にこの辺でやめておきますが、いずれにせよ、サンブレイクのお話はまだ続くということで、次回の6月アップデートも楽しみです。熾烈を極める本作の物語にも、とうとう夜明けがやってくるのだなぁ…。

 

ということで、ここまでお読みいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう!

 

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