修練場に集う人たち

※注意事項※

・本記事は「モンスターハンターライズ」全編のネタバレを含みますのでご注意ください。
・本記事でのキャラクターや人間関係、世界観の考察に関しては、作中で判明する設定を基にした筆者の推測を含む箇所が多くありますことをご了承ください。
・筆者は2021年12月17日発売の『モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録』を未読の状態で執筆しております。
 現在または今後公開される公式設定が、本記事での考察内容と明確に異なる(=本記事での考察内容が誤りである)ことがある可能性がありますことをご了承ください。
・本記事の内容は、記事を改訂すべき点が発見された際には、予告なく加筆修正を致します。

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修練場は本来、ハンターや、ハンターを目指す人が特訓をする場所だけど、ハンターじゃない人もいっぱい来るニャよ。

50年前の百竜夜行以来、この里ではハンターじゃない人もみんな、なにかしらの武器が使えるようにしてるからニャ~。

○○さんも、負けないようにいっぱい特訓しに来るニャよ!

(集会所☆1 セキエイ)

 

モンハンライズを遊んでいるプレイヤーの大半がお世話になっているであろう(たぶん)、カムラの里の「修練場」。いつもゲーム内で主人公ハンターが修練場を訪れる時は、主人公とオトモの他には管理人のセキエイとからくり蛙を操縦しているアイルー(話しかけられない)しか会うことができないのですが、主人公ハンターが利用していない時には、里守をする住民たちやハンター修行中の子などが訓練のためにここに出入りしているようで、管理人のセキエイから色々なエピソードを聞くことができます。今回はそれらをまとめてご紹介!

 

 

まずは、カムラの里の里守でも特に実力者と名高いヒノエ・ミノト姉妹のお話。

 

ヒノエさんとミノトさんも よく特訓に来てるニャよ。
ミノトさんは、そりゃもういつも必死で特訓してるニャけど…

だいたいヒノエさんは ニコニコと団子を食べながらミノトさんの特訓を見てるニャ。

…でも、ときどき弓を取って放てば、的のど真ん中を百発百中…。才能って、おそろしいニャ…。

(集会所☆5 セキエイ)

 

天性のセンスで何事もソツなくこなすヒノエと、努力の鬼であるミノトの対比がよくわかるエピソード。ヒノエはミノト曰く「どんなことでもあっという間に極めてしまう」という天才肌の持ち主であり、身を入れて練習していないように見えて急にえげつない腕前を披露してくれるあたりはまさにそんな感じ。

 

ヒノエ姉さまは自身を「飽きっぽい」とよく言われるのですが、わたくしから見れば少々違うと言いますか…。
姉さまは天才なので、どんな難しいことでも、やり始めるとあっという間に極めてしまわれるのです。

ゆえに、やることがなくなってしまって… それを「飽きた」と表現されています。実際は「極めた」なんですが。

(集会所☆2 ミノト)

 

一方のミノトですが、彼女は「自分は不器用な人間だ」、姉のヒノエのように要領がいいわけではないと自認しているようなのですが、その真面目さで日々コツコツと練習を積み重ねることでスペシャリストの実力を身に付けるタイプです。まあ、ミノトが本当に不器用なのかどうかは、彼女自身がヒノエを神格化しているために自分を低く見てしまうという部分もあるんですよね。彼女がランスを使っているのは「防衛の時にヒノエ姉さまを守るため」なのですが、ヨモギからは「ヒノエのためならなんでも上手になるならそれは器用ということなのではないか」とツッコまれています。

 

ミノトさん、自分のことを不器用だって言うけど、ぜーんぜんそんなことないよね。
この前、ヒノエさんとミノトさんのお家でごちそうになったんだけど、ミノトさんのお料理、すっごく美味しいんだよ。

あと、ランスの腕前とかも…。私、あんなにランスを使いこなせる人、いまさにみたことないもん。

料理が上手なのは「姉さまの美容と健康を守るため」。ランスが上手なのは「姉さまを百竜夜行のときに守るため」なんだって。

ヒノエさんが絡めば何でもできちゃうわけだから、それはもう「めちゃくちゃ器用」っていうことでよくないかな…?

(里☆5 ヨモギ

 

当のヒノエの方は、ミノトがランスを始めた理由のことを知っているのでしょうか。ミノトはヒノエ姉さま愛を他の人にはめちゃくちゃ語ってくれるのですが、当のヒノエ自身に言うことがあるのかどうか。個人的にあまりそういうイメージはありませんが、ヒノエ自身もミノトからの好意は割とまんざらでもない感じなので、彼女がもしミノトがランスを使う理由を知っているとすれば、妹の練習を見ながら内心喜んでいるのかもしれませんね。

 

まあそんな感じで、修練場で練習するときも一緒な仲良し姉妹なわけですが、最近ヒノエはある人物から弓を習いたいとお願いされて、武器の使い方を教えてあげることもあるようです。

 

最近、ヒノエさんと一緒にセイハクくんが弓の特訓に来るニャ。
まだまだ武器に振り回されてる感じニャけど 一生懸命頑張ってるニャよ。

コガラシさんも言ってたニャ。守りたいものがあるヤツは 強くなるでござるニャ…って。

ニャハハ。

(集会所☆7 セキエイ)

 

ヒノエに弓を教わっているのはおにぎり屋のセイハクくん。彼が弓を習っている理由は、本人は「カッコイイから」と言っていますが、本音はもちろん愛しのコミツちゃんをモンスターから守れるようになるためです。

 

なんか、集会所から「大規模な百竜夜行が来た!」って里のみんなに連絡があったよ。

ちょうど、ヒノエ姉ちゃんからお古の弓をゆずってもらったところでさ。これで、コミツをバッチリ守って…

……ハッ!!

ち、ちげーし! オレがヒノエ姉ちゃんから弓を習ってるのは、別にコミツを守るためじゃねーし!

…これは、その、店を守るためだし! …っていうか、早く行って百竜夜行を追っ払って来いし!

○○が里まで通さなきゃ、オレが弓でコミツを守る必要もねーし!

(集会所☆4緊急前 セイハク)

 

……まあ、例によってなかなか素直にコミツが好きと言えないセイハクですが、コミツを守るために彼なりに努力を重ねているようです。彼はときどきコミツと一緒にヒノエの所でおやつを食べていますから、一番頼みごとをしやすい相手が弓使いのヒノエだったのでしょうね。

 

それから、セイハクは以前、「コミツと一緒に誤って大社跡に迷い込んでしまいモンスターに遭遇してたときに、怖がってしまってコミツになぐさめられてしまった」という、甘酸っぱいやらほろ苦いやらなエピソードがあります。

 

[前略]
これは、ずいぶん前のこと…。オヌシがハンターになるため訓練に明け暮れていた頃の話ニャ。

セイハクは母ちゃんに言われて、修練場にいたオヌシにおにぎりを届けに行くことに…。

そこに、「りんご飴も差し入れたい」とコミツも一緒に付いていったニャ。

しかし何を間違えたか、セイハクとコミツは大社跡へ迷い込んだニャ。気がつけば、モンスターに見つかって大ピンチ。

身を隠すも、泣いて怯えるセイハク…。そんな彼をコミツはそっと抱き寄せて、ずっと励まし続けたんだニャ…。

コミツ自身も、恐怖に震えながら…。それでも笑顔で、「だいじょうぶだよ、だいじょうぶだよ」って…。

…うう、なんといい子なんだニャ。そんな優しくて健気なコミツに、セイハクはすっかり惚れちゃったのニャ。

でも、モンスターに怯えて泣いてるところを見られちゃってるもんで、恥ずかしくて素直になれないセイハクでした…なのニャ。

[後略]

(里☆6 フカシギ)

 

この一件以来、セイハクはコミツに惚れ込んでしまったとのことですが、同時に「過去の未熟な自分を乗り越えて、意中の相手のことをしっかり守れるよう強くなりたい!」と彼の中で目標が生まれたのかもしれません。

 

また、百竜夜行の防衛の時は、ハンターや里守たちは砦に出かけているわけですが、里の留守を預かって待つ方の心情というのも考えてみると、セイハクの気持ちもわかるような気がします。

 

カムラの里の住民は百竜夜行が来ても全員で遠征するわけではなく、里をもぬけの殻にするわけにもいかない都合上、武器が苦手な人や子どもは里に残ることになります。で、留守番をする方の気持ちとしては、砦に出かける里の仲間のことをもちろん全面的に信頼しているけれども、一方でやはり「もし里にモンスターが入ってきてしまったら?」という、最悪の事態への想像と無縁でいることはできないでしょう。ましてセイハクのような多感な時期の子どもたちは、「主人公がいるから大丈夫」と前向きな言葉をかけてくれる反面、心のどこかには拭いきれない不安を抱えているはずです。

 

そういう背景があるからこそ、セイハクは「自分も武器を練習して大切な人を守れるようになれたら」という意欲が湧き立っているのかな、とも思っています。彼自身「コミツは少しぼーっとしているところがあるから、いざという時は自分が手を引いて逃げる」のだと誓っている台詞があり、コミツのことを誰よりも気にかけているんですよね。

 

百竜夜行が来るのかぁ。なんか昔、里がひどい目にあったんだよな。モンスターがいっぱい襲ってくるんだろ?
また来ちゃったら、おっかねえよなぁ。コミツ、ボーッとしてるところがあるから、いざとなったら連れて逃げないと…。

……ハッ!!

ち、ちげーし! オ、オレは別に…何かあったときにいちばん逃げるのがヘタそうなコミツを…!

…っていうか、○○ががんばれば、そんなことにはならねーし! だから、がんばれし!

(里☆1 セイハク)

 

たとえ武器を練習したからといって、すぐに緊急時にモンスターに一人前に対抗できるような実力を身に付けるのは無理だとわかっていても、何もしないよりは何かをしていたい……という気持ちも、セイハクの中にはあるのかもしれません。

 

ちなみに、一方のコミツの方ですが、なんと彼女はウツシ教官によれば「天才的な狩猟の才能を秘めている」とのことで……。

 

 

コミツちゃん、サイドクエストでも「寝ているアオアシラがかわいいから写真撮ってきてほしい」という依頼があるなど、中型モンスターくらいであればあまり怖がっていないような感じの描写もあり、ハンターに向いてるかも? という雰囲気は前々から少しあったんですよね。

 

それにしてもウツシ教官が腰を抜かすレベルとはいったい……。セイハクも一生懸命弓を練習して「コミツを守りたい!」と意気込んでいますが、そのコミツの方もめっちゃ強いとなると話は変わってきます。これはむしろ、いつか大人になったセイハクとコミツが、抜群に息の合ったコンビネーションで狩りをしている姿が見られるのを楽しみにしたいところですね。

 

それから、ハンター見習いとしてウツシに師事しているタイシも、たびたび修練場を訪れて訓練に励んでいます。

 

いま一番ここに通ってるのは ハンター見習いのタイシくんだニャ。

ハンター目指して、とってもーっても頑張ってるみたいだニャ。

元気がよくて、素直ないい子だニャ。きっといつか、この里を守る立派なハンターになるニャ。

○○さんも ぜひ気にかけてあげてほしいニャ。

(集会所☆6 セキエイ)

 

この時期は集会所☆6で、勢いを増す百竜夜行の防衛や、ヒノエと共鳴してしまった古龍イブシマキヒコの追跡に皆が奔走している時期。そんな里の皆の動きにタイシも触発されて、いっそう修行に身が入っているのでしょう。タイシは明確に「ハンター見習い」という肩書があることから、今後の別の作品に登場する可能性が特に高いと筆者は予想しておりまして、彼の将来が非常に楽しみです。

 

あとは、ここまで何度か名前が挙がっているウツシ教官についてですが、彼は修練場を狩りの訓練以外に特殊な目的で利用することがあるようです。

 

最近、ウツシ教官が、モンスターのモノマネの練習にここを使ってるニャ。
「百竜夜行が来てるときに、モンスターのモノマネとかしたらみんな驚くから、ここを使わせて!」って…。

本来の修練場の使い方とは違うけど、まあ、これはこれでいいニャ。見ていて楽しいニャ。

(集会所☆2 セキエイ)

 

ウツシ教官のモンスターのモノマネは、一番得意のジンオウガを筆頭に「本物と聞き間違えるほどのクオリティの高さ」と里の皆から好評なのですが、百竜夜行が迫っているご時世では「里にモンスターが侵入してきたのでは!?」と皆に誤解を与えてしまうことをウツシは憂慮しており、なかなか練習のタイミングを掴み損ねていました。

 

聞いてくれ、我が愛弟子。近頃は忙しいから、モノマネの練習をする時間がなくってね。

もちろんご存知、モンスターのモノマネさ。狩猟の模擬訓練ってことで、よくやって見せてただろう?

里長やゴコク様も大絶賛のジンオウガのモノマネだけは、質を落としたくないんだけれど…

あれのモノマネは遠吠えが欠かせない。百竜夜行も来ている今、みんなを驚かせてしまうから、やっぱり控えないとね。

(集会所☆1 ウツシ)

 

そこで彼は、皆を驚かせる心配のない修練場でモノマネの練習をすることにしたようです。なんとしてもクオリティを落とさないよう、きちんとトレーニングの機会を作って陰ながら努力しているだなんて、泣かせる話じゃありませんか……。微妙に抜けているように見えて、実はこんな感じでストイックなところが好きなんですよね。

 

ちなみに、そんなウツシ教官の抜けている方のエピソードがこちら。

 

この間、新しいお面を並べてたら急に後ろからモンスターの声がしてさ!
そりゃビビったのなんの! ついに百竜夜行がここまで来たか!? って。

慌てて振り返ったら、ウツシ教官が立ってたよ。アレだよ、モノマネ。ジンオウガの。

「腕がなまるといけないから、練習を…。今、ちょうどハナモリさんしかいなかったし」

……そっか~。俺しかいなかったしね。うんうん。

……って、イヤイヤ、俺ならいいのかよ! 割とひどくない? 俺の扱い。

ま、せっかくだから、いろんなモンスターのモノマネを見せてもらっちゃったよ。さすが、すごい洞察力だよな~。

(集会所☆3 ハナモリ)

 

このハナモリの雑な扱いたるや。とはいえ、ハナモリも穏やかで心が広い人ですし、彼はウツシの作るお面のことも「俺は割と好き」と言っていたりなど、ウツシと妙にフィーリングが合うみたいで、息の合った(?)漫才のようなやりとりを見せてくれます。

 

さて、ここからは修練場の歴史のおハナシ。この修練場はじつはかなり昔からある由緒正しき場所のようで、かつてハンターとして活躍したフゲン達も、ここで訓練を重ねてハンターになったといいます。

 

この修練場は、古くからこの里にある由緒正しい施設だニャ。
ハモンさんやゴコクさん、フゲンさんも、みんなここで特訓してハンターになったって コガラシさんが言ってたニャ。

50年以上前にハモンさんがライトボウガンを構えた同じ場所で……

今、○○さんが武器を構えてるのニャ。なんだか、すごい話だニャ。

(集会所☆1 セキエイ)

 

ただ、昔の修練場は今とはかなり光景が違っており、からくり蛙のようなシステマチックな設備はなかったようです。

 

修練場はその昔、木とかワラのかたまりがずらーっと並んでるだけの場所だったらしいのニャ。
そこでみんな、試し斬りをしたり素振りをしたりしていたでござるニャ、って コガラシさんが言ってたニャ。

そんな中、ハモンが造り上げたのがあのからくり蛙ニャ!

からくり蛙の登場でこの修練場の価値は急上昇したニャ! ハモンさん、すばらしいニャ!

(集会所☆3 セキエイ)

 

ハモンがからくり蛙を修練場に造ったのがいつ頃の時期なのかは不明ですが、これを作製するに至った理由には、50年前の百竜夜行での大敗の後、ハンターでない住民でも里守として武器の訓練を積む制度が出来た、ということがありまして。

 

修練場にある「からくり蛙」は、ワシが造った。百竜夜行に備えて、里の衆が鍛えられるようにな。
戦意が湧くように、できる限り恐ろしい見た目にしている。おぬしも 最初は見たときはさぞ恐怖したことだろう。

若い頃から多くのモンスターを見てきたゆえ そういうものの造形は得意なのだ。我ながら、外見には自信ありだ。

子どもたちは「かわいい」などと言うが、強がっているのは見え見えだ。ほほ笑ましい限りよな。

(里☆4 ハモン)

 

かつて自分たちが修行をしていた時のように、ワラのサンドバッグのような無機質な的を相手にするよりも、動く標的を相手としてより実戦に近い訓練ができた方が、ハンターはもちろん里守達のスキルアップに大きく貢献できる……そのような目的をハモンは持っていそうですね。本編でのビシュテンゴの素材を使ったマガイマガド分断からくりといい、どこまでも工夫を重ねていくスタイルはこの時から既にピカイチ。

 

セキエイも、ハモンやコガラシから50年前当時の話を聞いたことがあるようです。

 

マガイマガドは、50年前の百竜夜行にも出たって、コガラシさんやハモンさんに聞いたことがあるニャ。
ボクはまだ生まれてなかったから よく知らないニャいけど……

その話になると、2人とも深刻な顔になるのニャ…。

(里☆3百竜後 セキエイ 原文ママ

 

前回の百竜夜行で里が壊滅させられた遠因の一つには、今のように里守制度がなく、おそらくは里の防衛をハンターに大きく依存する形になっていたこと(とはいえ、この敗北があったからこそギルドから里守制度が特別に許可された、という流れになると思うので、語る順序が逆ではあるのですが)があると筆者は考えており、そこから現在にかけて里の防衛が飛躍的に強固になったのは、里守たちに質の高い訓練を提供してきた新生修練場の存在がとても大きいように思います。

 

修練場のからくり蛙は、ブレスや四股踏みといった動作を行わせることができるぶん内部構造が複雑なようで、ハモンはたびたび点検に来ているようです。

 

ハモンさんは、からくり蛙の整備をするために定期的に修練場へ来てくれるニャ。
いろんな場所がわしゃわしゃ動く とっても複雑なからくりだからニャ。こまめな整備が必要らしいニャ。

ボクも、油を差すくらいならできるから 整備をお手伝いしてるのニャよ。

(集会所☆4 セキエイ)

 

このからくり蛙が蛙という造形になったのは、先の台詞のようにどうもハモン自身が蛙を怖いと思っているらしいからというのもあるのですが、モンスターの基本的な行動パターンを抑えつつ訓練の安全性を確保できるという意味で、ヨツミワドウというモデルが非常に適切なのだと思います。対遠距離攻撃の練習として、里の周りの綺麗で豊富な水源から水をくみ上げて水ブレスを放出させる、というのは火とか雷とかを出す機構を作るよりも遥かに安全ですし。

 

またセキエイの話から察するに、カムラの里の修練場のような、拠点にいるハンターなどが利用する訓練所も、ハンターズギルドが評価する対象みたいな感じになっているみたいなんですよね。

 

神龍、イブシマキヒコを倒した○○さんは語るニャ。

「私がここまでの力を手に入れたのは ひとえに、修練場での特訓のおかげであります」

そんな風に、ハンターズギルドに宣伝とかしてくれると嬉しいなぁとか思ったりするニャ。

(集会所☆6百竜後 セキエイ)

 

神龍、ナルハタタヒメを倒した○○さんは語るニャ。

「雷神龍を退治したとき ふいに脳裏に浮かんだのは、修練場での特訓の日々でありました」

そんな風に、ハンターズギルドに宣伝とかしてくれると嬉しいなぁとか思ったりするニャ。

(雷神討伐後 セキエイ)

 

まあ、ミシュランのように具体的に各拠点の設備に点数をつけるみたいなことでは無いのでしょうが、ハンターズギルドとしても機能性に富んだ修練場などの情報はぜひ仕入れて周知したいところでしょう。百竜夜行を根絶させた英雄を生んだカムラの里の修練場がすごい! と話題になれば他の拠点の技術屋からも大いに参考にされるでしょうし、近隣地域でカムラの里を拠点としたい、と考えるハンターも増えて、里に活気が生まれてくるであろうことは間違いありません。

 

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そんなわけで、本記事はこのあたりで〆としたいと思います。私事ながら、筆者は修練場のからくり蛙を非常に気に入っておりまして。私はこれまでのモンハンプレイ歴が3Gと4しかないハンターなので、クエストに行かなくても拠点内で色々試し撃ち、試し斬りができるという点でまず感動していたのですが(このシステムはワールドからあったようですね)、それに加えてダメージ計測ができたり、蛙の方を動かして攻撃させることでジャスト回避の練習もできたりなど機能面も優れており、さらに造形も可愛らしいということで(「怖い」と思って造っているハモンさんには悪いのですが)、非常に愛着が湧いております。

 

サンブレイクでは主たる拠点をエルガドに移すことになりますが、からくり蛙は向こうでも続投してくれるのでしょうか? 加工屋のミレーネはハモンの技術を学んだということなので、どうなるのかなーと地味に楽しみにしております。

 

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました! また別の記事でお会いしましょう!