カムラの里の甘酸っぱいお話①

※注意事項※

・本記事は「モンスターハンターライズ」全編のネタバレを含みますのでご注意ください。
・本記事でのキャラクターや人間関係、世界観の考察に関しては、作中で判明する設定を基にした筆者の推測を含む箇所が多くありますことをご了承ください。
・本記事は、2021年12月17日発売の「モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録」発売前に執筆されたものです。
 したがって今後公開される公式設定は、本記事での考察内容と明確に異なる(=本記事での考察内容が誤りである)可能性がありますことをご了承ください。
・本記事の内容は、記事を改訂すべき点が発見された際には、予告なく加筆修正を致します。
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ーーーもくじーーー

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⓪まえおき

今回はカムラの里の恋のお話をちょっと覗いていきましょう。カムラの里での恋バナといえば、一番有名なのはセイハクですね。おにぎり屋の仕事をしている彼は、斜め向かいでりんご飴屋をしているコミツという女の子に片想いをしておりまして、セイハクに話しかけると、コミツとのエピソードや彼女への想いを色々と聴くことができます。

 

周りから見ればセイハクがコミツにぞっこんのはバレバレなのですが、彼自身はどうもそれを素直に認めたくないようで、コミツにはついついいじわるをしてしまうらしく、なかなか彼の恋は進展しない様子。プレイヤーとの会話でも、彼女を大切に思っている本音をポロっと口にしたかと思えば、「ちげーし! 別にコミツのことなんか好きじゃねーし!」という調子で自分の気持ちを隠してしまう、シャイなところが可愛らしい少年なのです。

 

まあ、実際のところを言うと、セイハクの全ての会話のうち少なくとも8~9割をコミツの話が占めており、もはや隠す気ないだろという感じなんですよね。もう口を開けばコミツの話、いわばコミツbotという体たらくです。

 

特定の1人についての話がこんなにも多いキャラは作中でも相当珍しく、他に思い当たるのは隙あらば姉への愛を語り続けるミノトと、あとはせいぜいミハバくらいしか思い当たりません。しかも両方ヒノエの話。

 

セイハクのコミツ関連の会話は大半が「コミツにデレる」→「ちげーし!」というお決まりのパターンで進行する形になっており、里や集会所のストーリーが進むたびに内容も変わっていくので、その総数はかなりのものになっています。記事内で一つひとつ引用して考察して……とやっているときりがないレベルなので、ひとまず考察の中ではそのうちのいくつかを抜粋して紹介するにとどめておききたいと思います。

 

①コミツにデレるセイハクの台詞まとめ

それでは、まずはコミツにデレデレなセイハクの台詞をまとめてどうぞ。

 

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○○、ハンターになったの? それで、急に武器とかかついでイカツくなったのか。

なんか、飴屋のコミツがそれ見て「○○さん、ステキだね」ってめっちゃ嬉しそうに話してたぜ。

…ハンターが好きなのかな、アイツ。なんだよ、おにぎり屋だってステキだろ…。いつだってコミツのために米、握るし…。

……ハッ!!

ち、ちげーし! オ、オレはコミツのこととか別になんとも思ってねーし!

(ハンター登録直後 セイハク)

 

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百竜夜行が来るのかぁ。なんか昔、里がひどい目にあったんだよな。モンスターがいっぱい襲ってくるんだろ?また来ちゃったら、おっかねえよなぁ。コミツ、ボーッとしてるところがあるから、いざとなったら連れて逃げないと…。

……ハッ!!

ち、ちげーし! オ、オレは別に、何かあったときにいちばん逃げるのがヘタそうなコミツを…!

…っていうか、○○ががんばれば、そんなことにはならねーし! だから、がんばれし!

(里☆1 セイハク)

 

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○○、集会所に行ってんの? あそこってさ、なんというか… オトナな感じするよな。

お酒が飲めるからかな。子どもには、ちょっと入りにくいよ。

オレも、大きくなったら、ああいう店が似合うおとなの人になりたいよな。それで、コミツと一緒にお酒とかさ…。

……ハッ!!

ち、ちげーし! べ、別にコミツとカッコよくお酒を飲むのにあこがれてるとか、ねーし!

これは、その…コミツはおとなになってもお酒とか飲まなそうだから、オレが教えてやろうって、そういう話だし! 

(集会所☆1 セイハク)

 

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加工屋のハモンさん、マガイマガドに対抗する「からくり」を造って砦に仕掛けたんだ。

説明してもらったけど、ビシュテンゴの素材を使ってるってとこ以外、なにがなんだかサッパリだったぜ。

「からくり」を砦に運ぶとき、コミツも手伝ったらしいんだ。

それで、ハモンさんにほめられたって喜んでた。そのときの顔が、すっげぇ嬉しそうでさ…。

……ハッ!!

ち、ちげーし! べ、別にコミツが嬉しそうとか、オレ、どうでもいーし!

「オレ、どうやったらコミツにあんな顔させてやれるのかな」とか、これっぽっちも思ってねーし!

(里☆4 セイハク)

 

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マガイマガド狩ったのか。すげぇな。もう凄腕ハンターだな。

コミツ、すげぇ○○のこと好きみたいだし、これからもがんばれよ。

ただし! いつか超えるし! 今は○○の方がカッコイイからあきらめるけど、いつか超えるし!

ずっとおにぎり屋をやるかわかんねぇけど、とにかくがんばって、立派になって、いつかコミツに振り向いてもらうし!

そして、ちげーし!

これは「俺が立派になったらコミツが振り向く」っていう流れの話であって、コミツが好きとか関係ねーし!

(里☆5 セイハク)

 

……と、こんな感じで、最後の方なんかはどんどんフォローが雑になっていっており、「ちげーし!」と言ってコミツへの好意を否定するつもりが何の否定にもなっていないというストレートぶりを見せてくれます。

 

セイハクがコミツに恋をしていることは、彼自身は周りには隠しているつもりのようですが、あまりにもその気持ちがふだんの行動に漏れ出てしまっているため、彼の母親のワカナに見抜かれているどころか、彼の周りの人たちにも広く知られてしまっています(コミツ本人には知られていません)。たとえば、ゼンチのコメントはこんな感じ。

 

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セイハクは、ずーっと病に侵されておるニャ。

あの病だけは、名医であるワシにもどうすることもできないニャ。

まあ、誰しもが一度はかかる病だニャ。ワシが、経過をじっくり観察してやるニャ。

…にょほほ。

(里☆3 ゼンチ)

 

セイハクが恋を実らせることができるのかどうかは、彼の気持ちを知っている里のみんなにとっても関心事のよう。セイハクも「コミツのことが好きなわけじゃない」と意地を張りつつ、一方で会話しているとすぐコミツの話を入れてきますから、というのは言い得て妙ですね。

 

コミツbotと化してしまうほどコミツの事が大好きなセイハクですが、一方でコミツの方は彼のことをどう思っているかというと、彼女の方はセイハクを恋愛対象として意識しているそぶりはありません。セイハクが好意の裏返しでいじわるを言ってくることについても、コミツは彼の本意がわからず「?」となっている様子。

 

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おにぎり屋のセイハクくんは、いつもコミツにいじわるなこと言うの。

でも、みんなは「コミツちゃんのことが好きだから、思わず言っちゃうのよ」…だって。

どうして好きなのに、いじわるするの?

コミツは○○さんもヒノエさんも、みんな大好きだけどいじわるなんてしないよ?

男の子って、よくわかんない。

(里☆1 コミツ)

 

コミツはセイハクを恋愛的に意識しているかどうかという以前に、そもそも「恋愛対象として好き」という意味の「好き」という気持ちを認識していないようなんですね。彼女の中にもそういう気持ちは芽生えてはいませんし、セイハクがいじわるをしてくる事も、「友だちや家族として好き」という意味の「好き」で考えてしまうため、彼の行動が矛盾しているように見えて「よくわかんない」となってしまうようですね。

 

セイハクの母親のワカナも、彼がこうしてコミツにちょっかいを掛けてしまうことについては申し訳なく思っているようで、しばしば息子のことを叱っているようです。

 

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ウチのセイハクと来たら、コミツちゃんにイジワルばっかりして、申し訳ないよ、本当に。

いつもきつーく叱るんだけど、ついついやっちゃうみたいだ。

男の子ってのは、どうしても好きな子にちょっかい出したがるんだね。困ったもんだよ。

(里☆3 ワカナ)

 

一方でセイハク自身も、コミツについついちょっかいを掛けてしまう自分は何をやってるんだろうか……と気にしているフシがあるようです。里ストーリーの幽霊事件の後、オトモ広場にリンゴを持っていくコミツのエピソードを教えてくれる流れで、その悩みのことも話してくれます。

 

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ヤンチャなオトモのおかげで、イオリ兄ちゃんもたいへんだったな。でも、みんな無事に帰ってきてよかったよ。

コミツさ、りんごがあまったら、オトモたちが喜ぶからって オトモ広場までわざわざ持って行くんだよ。

優しいよな。なんでオレ、あんなに優しいコミツにいつもイジワルしちゃうのかな…。

……ハッ!!

ち、ちげーし! イジワルするのは、その…あれだし!

コミツが何も話しかけてこねーから、キッカケを作ってるだけだし!

(里☆3 セイハク)

 

照れ隠しで「こちらからキッカケを作っているだけだ」と言っていますが、セイハクも自分の行動にまったく無自覚なわけではないようですね。

 

男の子にありがちなこの行動、ググったところ心理学では反動形成(自分の好意を抑え込んだ結果、気持ちとは正反対の攻撃的な行動をとってしまう)というものらしく、好きな人と近づきたい、相手に構われたいという気持ちはあるのだけれども、いざ自分の好意が相手に伝わってしまった時に拒否されたり気まずくなったりしたらどうしよう……というリスクを回避するためとか、そういう意味合いでやってしまうものらしいですよ。いわゆる防衛機制ってやつなんでしょうか。

 

しかし、セイハクもコミツにちょっかいをかけてばかりという訳ではないようで、たま~に素直にコミツに優しさを見せることもあります。

 

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たまに、オレ、コミツにおにぎりを持って行くんだ。

おにぎりもらって、うれしくないヤツなんていないだろ? そしたら、コミツはりんご飴をくれるんだ。

…へへっ。いや、別にそれだけの話なんだけどさ。

(里☆3 セイハク)

 

珍しく普通にデレているセイハク、ほほえましいですね。しかも「コミツが喜んでくれるところを見たいから」ではなく、「おにぎりもらってうれしくないヤツはいない」と、理由を遠回しに言ってくるところもまたかわいいです。いつも上手く話せない意中の相手と、少しの間だけでもこうして「なんかいい感じのコミュニケーションできたかも!?」と実感できた時って、夢見心地のような気分になると思います。

 

ちなみに、おにぎりを渡された当のコミツの反応はというと……。

 

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おにぎり屋のセイハクくん、いつもいじわるするのに、たまに、おにぎりを持ってきてくれるの。

「いらないよ」って言ってもくれるから、コミツは、お礼にりんご飴をあげてるよ。

…これでいいのかな? セイハクくん、そのときはなんにもしゃべらないから、わからないの。

男の子って、よくわかんない。

(里☆3 コミツ)

 

コミツの目線からすれば、いつも自分にちょっかいをかけてくる子が、何の気まぐれか突然おにぎりを渡してくるという謎の現象が起きているわけですから、自分がセイハクにどう思われているのか、彼が何をしたいのかが掴めず、困惑してしまっているようです。しかも彼女曰く、おにぎりを渡すときのセイハクは何も喋れていないようですから、ますます彼の意図がわかりません。

 

あれですね、となりのト〇ロでカンタがサツキに雨傘を渡すときの「ん…!  ん…!!」みたいな感じでおにぎりを差し出しているんでしょう。いずれにせよ、いきなりただおにぎりを渡すというだけでは、まだまだコミツの心には響いていません。まずはきちんとコミツと話せるようになるところからですね。セイハク、がんばれ……!

 

②ワカナは息子をどう思っているのか

さて、セイハクはとにかくコミツのことが好きすぎるあまり、おにぎり屋の仕事をしているときも対角のりんご飴屋の彼女のことが気になってしまいます。仕事に集中できず、母親のワカナに怒られてしまうときもしばしば。

 

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隣で八百屋やってる母ちゃんは、いつもオレを怒ってくるんだよ。

「コミツちゃんばっかり見てないで仕事しなさい!」って。

べ、別に見てねーし。ちょっと首の運動してたら、その先にコミツがいるだけの話だし。

(里☆1 セイハク)

 

セイハクのおにぎり屋は、里内の他のキャラからも「おいしい」と話題に出ることもあったりして、彼は仕事自体はきちんと真面目にこなす良い子ではあるのですが……どうしてもコミツの方に視線が行ってしまい、仕事に身が入らないことも多いようです。

 

ワカナの方からのコメントも見てみましょう。

 

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セイハクもねぇ… おにぎり屋をやってくれるのはいいんだけどさ。

目を離すと飴屋のコミツちゃんばーっかり見てるのよ。ほんともう、誰に似たんだか…。

(里☆1 ワカナ)

 

この後でまた紹介しますが、ワカナは基本的には、コミツのことで一喜一憂しているセイハクのことは温かく見守るスタンスを取っており、コミツに好意を抱くこと自体にではなく、あくまでもそのことで仕事の手を止めてしまうことを叱っているようです。その点には親として厳しく接するワカナですが、何となく言葉の端々には、息子の仕事ぶりについては認めているところもあるような印象です。

 

ちなみに余談ですが、セイハクのおにぎり屋に協力をしている米穀屋のセンナリからも、セイハクの仕事についてのコメントを聞くことができます。

 

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おにぎり屋のセイハクくんのところで売っているおにぎりは、ウチで握ったものなんだ。

セイハクくん、お米が大好きでね。本人が「やってみたい」って言ったから、任せてるんだ。

たまにコミツちゃんに目が行っちゃって 店番がおろそかになってるようだけどね。まあ、よくがんばってくれてるよ。

(里☆3 センナリ)

 

おにぎり屋の仕事はセイハクが自主的に始めたものらしいですね。センナリのところでおにぎりを握って、店に並べて…と立派に仕事をこなしていますから、彼の熱意は確かなものだと思います。しかし、やっぱり止めるに止められぬ恋心が邪魔をしてしまうのがね……セイハクが店をたまに疎かにしてしまうのは、センナリも認知している様子。センナリはコミツともよく話しているようですから(別記事参照)、彼女からセイハクの話を聞いていたりもするのでしょうか。

 

ところで、話を戻しまして先ほどのワカナの台詞、ちょっと意味深なところがありますよね。最後の「誰に似たんだか…」という言葉です。言外に誰か別の人物の存在が示唆されているようなのですが……一体誰なのでしょうか。

 

ワカナが誰のことを言っているのか、ゲーム内では現時点では語られてはいないのですが、私個人としては彼女は、ゲーム内には登場していない「セイハクの父親」のことを言っているのではないかと思っています。

 

一般的に「誰に似たんだか…」というフレーズは、ある人の振る舞いや性格が、その人の仲の良い友人や家族、とりわけ身近な血縁者からの影響を受けていると感じたときに発せられるもので、かつカムラの里の他のNPCには、セイハクのように「片想いしている女の子のことをずっと見ている」みたいなタイプの人物はいませんから、セイハクの行動がゲーム内に登場する誰かからの影響であるとは考えづらいです。

 

ワカナがその人物の影をセイハクに重ねるようなそぶりや、「好きな子にちょっかいをかける男の子」の性格をよくよく理解しているような彼女の雰囲気からしても、おそらくは「セイハクのコミツに対する行動は、かつてセイハクの父親がワカナにアプローチをしていたときの振る舞いにそっくりだ」ということをワカナは感じているのでしょう。

 

しかし一つ気になっているのは、その父親のことについて2人から何も聞くことができない、ということなんですよね。他の家族については、セイハクの祖父がいることがセイハクから聞くことができるのですが、一番気になるところである父親については、そんな人なのか、そもそもいるのかどうかすら、話題に出ることがありません。

 

家庭の事情は各家庭で千差万別ですから、その辺がどうなっているのか、いまいち予想を立てにくいところではあるのですが…。里の他のエリアで仕事をしていてプレイヤーは会えないだけで、父親も一緒に住んでいる、とかであれば、よほど仲が悪くないかぎりは1回くらい話題に上ると思うんですよ。

 

根拠となる情報は極めて少ないのですが、私の勝手な推察としては、赴任みたいな感じで里の外に住んでいて仕事をしているか、あるいは死別しているとか、とにかく何らかの事情で会うことができない人なのだと思います。そして、さらに一歩踏み込んで予想を述べるならば、死別している可能性も十分にあると見ています。

 

というのも、もし里の外で仕事をしているとか、旅をしているみたいな事であれば、ツリキ(父親が里の外に住んでいる)やイオリ(両親が仕事の関係で旅をしている)のように、気軽に話題に出すことがあってもいいはずです。しかし、そのような話が聴けないということは、気軽に話題には出せないような事情がある、という可能性が想定されるのはおかしいことではありません。死をタブー視する必要はありませんが、だからといって亡くなった人の話を日常会話でさらっと出せるかというと、それはそれで憚られるところもありますから。

 

「誰に似たんだか…。」という一言の余韻の意味を強めに汲むとすれば、コミツに片想いするセイハクの様子に亡くなった夫の面影を感じていて、仕事が疎かになったり、コミツに迷惑をかけるのは困るけれども、息子の恋路は遠目から見守ってやりたい、というような……まあベタといえばベタなのですが、ワカナの気持ちをそういう風に解釈することも出来そうだな~という感じがします。

 

とはいえもちろん、夫は生きているが遠くに住んでいて中々会えない、みたいなパターンだったとしてもこの解釈は同じように当てはまるりますから、死別というのはあくまでも、可能性の一つとしてあり得るよね、くらいのノリで受け取って下さい。

 

まあ、メタい視点で話しますと、この令和の時代に「家族」というテーマを掲げてゲームのキャラクターたちの設定を考えていくとなれば、どこかに「片親の家庭」という存在を組み込んでくるというのはあり得る話なんですよね。「両親と子どもがいる家庭」という定式化された家族像だけではなく、多様な家族の形を描いた方が色々なユーザーの心に響くコンテンツになりますから(この話は別の記事でも更に補強していく予定です)。

 

セイハクの家庭がいわゆる「母子家庭」なのか、それとも父親はいるけれども遠くに住んでいるという言わば「母子家庭状態」のような家庭なのか、はたまたこのどちらでもない別の事情があるのかは今のところ定かではありませんが、いずれにせよワカナとセイハクのところはいつも何だか楽しい雰囲気があって、良い親子だなぁと常々思っています。

 

③コミツはどんな子?

さて、セイハクの恋路に話を戻しますと、里ストーリーでは、しばらくの間はセイハクがずっとコミツBotをしているだけでいまいち大きな進展なし、という感じなのですが、ハンターさんがマガイマガドを討伐して、里の非常事態がひと段落して落ち着いた頃……。コミツがセイハクに放った何気ない一言をきっかけに、急激に事態が変化することとなるのです。コミツ、動きます。

 

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おにぎり屋のセイハクくん、優しかったり、いじわるしたりするから… コミツね、よくわかんなくって、きいたの。

「セイハクくんは、コミツのこと好き? きらい?」って。

そしたら、セイハクくん、真っ赤になって「うわー!」ってさけびながら、走って行っちゃった…。

男の子って、よくわかんない。

(里☆5 コミツ)

 

ついにこの時が来てしまったか……。たぶん、コミツは恋愛の話をしてないんですよ。セイハクが優しいときもあればちょっかいをかけてくるときもあって、彼の態度がはっきりしないせいでコミツは困惑しているので、あくまでセイハクが友達として自分のことを好きなのか嫌いなのか、純粋に知りたかったのだと思います。コミツもコミツで、少し勇気のいる質問だったかもしれません。

 

が、コミツの言う「好き」とセイハクの言う「好き」は当然意味が違うわけですから…… ここで「好き」だなんて、恥ずかしくてとても言えたものではないセイハクは、その場から逃げ出してしまうほかありませんでした。

 

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この前さ、いきなりコミツに「コミツのこと好き? きらい?」って聞かれちゃってさ…。

もうワケわかんなくなって、逃げて…。気がついたら次の日の朝にふとんで目が覚めたよ。

なあ、○○! オレは…オレは! どう答えたらよかったんだ!?

言えねーし! それに答えちゃったら、もう今まで通りに戻れねーし! なんかそれ、せつねーし!

(里☆5 セイハク)

 

コミツのストレートすぎる質問は、セイハクにも相当効いていた様子。想いを伝えることでこれまでの関係が壊れてしまうくらいなら、いっそ片想いのまま、今までの距離感のままでいたい……そんな複雑な恋心に悩むセイハク。

 

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ウチのセイハクがさ、コミツちゃんに自分のことが好きなのか嫌いなのかの二択を迫られてさ。

そしたらセイハク、真っ赤になって叫んで戻ってきて、そこからそばらく上の空よ。

男の子のイジワルに、最高の切り返しだ。自覚せずにやっちゃってるところが、またカワイイ!

これでセイハクが多少でも懲りたならいいけど… まぁ、どうだろうねぇ…。

(里☆5 ワカナ)

 

ワカナさん、若干この状況を楽しんでいるような感じもしないでもないですが……。でも母親としては、息子には恋愛をするにしても、いつまでもコミツにちょっかいをかけたりするばかりではなく、もう少し大人の恋愛ができるようになってほしい、と思う気持ちはあるでしょうね。

 

この一件がかなり響いたのか、その後のセイハクはちょっと様子がおかしくなっているというか、却ってますますコミツのことを意識するようになってしまいます。

 

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○○はさぁ。お腹が空いてるのに、なんか食いものが食べづらいってある?

たまに、コミツと一緒に、ヒノエ姉ちゃんのところで一緒にうさ団子を食べるんだけど…

お腹が空いてても、食えないんだよなぁ。不思議だよ。なんでだろ…?

…え? 緊張してるから? …オレが?

ハ…ハァ!? してねーし! コミツがとなりにいるから緊張してるとか、ねーし!

あ! 原因わかったし! コミツがとなりにいると幸せな気分で、それでお腹もいっぱいな感じになってるし!

つまり、コミツが好きだからとかまったく関係ねーし!

(里☆6 セイハク)

 

コミツと一緒にいるときに緊張してしまうせいで、食事が喉を通らないことがあるという、これまた難儀なことになってしまったセイハク。本人は、自分がコミツが好きで緊張してしまう、ということを隠したいようなのですが……はたして彼の言葉はフォローになってるんでしょうか。「緊張している」という事をとにかく否定しようとするあまり、「コミツがとなりにいると幸せな気分になる」と、思いっきり自分の本心を告白してしまっています。これでは秘めたる恋心も何もあったもんじゃありません。

 

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たま~にだけどね、セイハクが食欲ないって言って食べないときあるのよ。

まあ、心配ご無用さ。食欲がないってときは、コミツちゃんとお話した日って決まってるんだ。

要するに恋の病ってヤツさ。本人は、絶対に否定するだろうけどねぇ。母親の目は、ごまかせないさ。

(里☆6 ワカナ)

 

母親のワカナにも勿論バレバレ。ワカナもセイハクの心境を見通したうえで「心配ない」とどっしり構えて、本人はその点に触れられるのを嫌がるだろうと一線を引いて接するところはさすがですね。

 

セイハクとコミツの関係に変化が訪れる次のタイミングは、集会所ストーリーのヌシアオアシラ百竜後、イブシマキヒコが出現した後になるのですが……その前に、セイハクの意中のお相手であるコミツはどんな人物なのか、ということについて、そろそろ触れておこうかと思います。

 

コミツは素直で心優しく、感情表現が豊かな女の子。年齢的にはセイハクやタイシと同い年くらいで、ヨモギやイオリよりも年下の世代にあたります。くせ者揃いのカムラの里の人たちの中でもまぶしいくらいのピュアさを放っているキャラで、いつもプレイヤーハンターのことを応援したり、心配したりしてくれている子なのです。

 

彼女の仕事であるりんご飴屋は、ゲーム内でハンターが狩りの為に利用する施設ではないので、ライズをやっていてあまり彼女に話しかける機会がなかった方もいるかもしれませんが、私の見るところでは、カムラの里の世界観を知る上で、彼女の存在は非常に大きな役割を果たしていると思っています。

 

彼女の性格がわかるエピソードについて、先ほどオトモ広場にリンゴを持って行くというのはお話ししましたが、ここで他にも紹介しておきましょう。

 

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○○さん、マガイマガドをやっつけに行くんだよね。

コミツは里でおるすばんだけど、○○さんが帰ってくるまでずっと応援してるからね。

フレー、フレー、○○さん! がんばれ! がんばれ! ○○さん!

……えへへ。元気でたかな?

(里☆5緊急前 コミツ)

 

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みんな、青い龍を探してるんだね。その龍のせいで、ヒノエさんがつらい思いをしたから…。

コミツも、お空を見ておくね。青い龍を見つけたら、すぐにゴコク様に知らせるから。

(集会所☆5 コミツ)

 

けなげすぎる……!! 彼女の圧倒的尊さの前に私は灰になりそうです。コミツはどんな時でもつねに、「いま自分に出来ることはなんだろう?」と考えながら日々生活している子なんですよね。たとえ百竜夜行という災禍が迫っていて不安な心境であったとしても、みんなのために自分は少しでも何か出来ないだろうか…と探して実行し、状況に主体的に参加する行動力と思いやりがあります。

彼女は大好きなハンターさんに全幅の信頼を置いているため、「モンスターはハンターさんが倒してくれるから」と、モンスターをそれほど怖がっていないところもあるのですが、百竜夜行に対してはやはり心配が積もっている様子。

 

そりゃそうですよね。カムラの里の雰囲気は百竜夜行が来ても明るいままですが、いざ砦での防衛となれば里から大人がごっそりいなくなり、彼らが元気で帰って来れるのを長い時間ずっと待ってなければならないわけですから。心細いのは当然ですし、とくに子どもにとっては中々メンタルに響く状況でしょう。

 

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○○さん、百竜夜行をやっつけに行くの?

コミツはね、おるすばん。里長が、「里守じゃない者はおるすばんするべし」って言うから。

ねぇ、○○さん。みんな、元気で帰ってくるよね? 大丈夫だよね?

(里☆3百竜前 コミツ)

 

☆7の「雷神」討伐(Ver.1.0ストーリー終了)後、イブシマキヒコとナルハタタヒメが未だ生存していることが確認され、百竜夜行はこれで終わると思っていたけれどまだ続く……ということが知らされたときには、コミツの強さと不安な気持ちとが入り交じったようなセリフを聞くことができます。

 

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まだカムラの里はたいへんだけど、○○さんがいるからへっちゃらだよね。

だから、コミツはいつもどおり、ここでりんご飴を作って、みんなに買ってもらうようにがんばる。

○○さんが怖いモンスターを狩りに行くって聞いたときは、心の中でいっぱい、いっぱい応援するの。

そしたら、○○さんは元気いっぱいで帰ってきて…。

それでコミツは、またりんご飴を作るの。きっと、それをあと何回かやれば、百竜夜行が終わるんだよね。

(雷神討伐後 コミツ)

 

「へっちゃらだよね」とは言っていますが、内心は複雑でしょう。雷神龍ナルハタタヒメを討伐してやっと平穏な生活が戻る……かと思えば、古龍のつがいは共に生存、まだ百竜夜行は終わらないと告げられて、コミツとしては「百竜夜行はいつまで続くんだろう? 本当に終わるのかな?」という緊張感が続いていくわけです。

 

「~だよね」とハンターさんに確認をするような口ぶりや、自分の仕事をいつも通りに貫徹しようと意気込む姿は、いつ終わりが来るのかもわからない百竜夜行の脅威や、仮に行くハンターさんは無事に帰ってくるのか……といったことへの先行きの見えない不安と、どうにか彼女なりに折り合いをつけて、前向きな考えを持てるように心の中で頑張っているように見受けられます。

 

里が一丸となって百竜夜行の収束に取り組んでいるのだから、自分だけ我慢の糸を切らしてみんなを困らせてはいけない、ハンターさんやみんなと一緒にこの災禍を戦い抜きたい…という気持ちの表れなのかもしれません。

 

こうしたコミツの台詞は、彼女の優しい性格の表れでもあると同時に、カムラの里の子ども達が抱えている不安をプレイヤーに対して代弁するものでもあるんですよね。

 

カムラの里の大人たちは、百竜夜行を「どうしようもない災禍」「他者性」として捉えるのではなく、組織的に対処することによって被害を防いだり低減したりすることができる現象、みんなで戦うことで乗り越えられるもの、という考え方を、里の指導者フゲンを中心に徹底して共有しています。里の人の多くが里守として戦えるというのみならず、そうした精神的な連帯という点においても、カムラの里の人たちは非常に強いのです。

 

これはプレイヤーとしては、そうした彼らに全面的な信頼を置き、共に戦い抜くという感覚を得られる描写である反面、プレイヤーが「百竜夜行がどれくらい恐ろしいものなのか」という規模感を捉え損ねてしまう原因になりうるものでもあるんですよ。

 

百竜夜行はどう考えても大きな脅威なのですが、里の人たちがそれ以上に精神的にしたたかすぎるあまり、「百竜夜行来てるけど、里の人そんなに怖がってなくない?」という印象を与えてしまい、「何とかなりそう感」が先行してしまうわけです。

 

50年前の百竜夜行が里に与えた壊滅的な被害についてもゲーム内で話を聞くことはできるのですが、それはあくまでフゲンやハモンなどからの伝聞で教えられるのみなので、そこで百竜夜行の本来の危険性を頭では理解できたとしても、その実感やリアリティを欠くところは否めません。

 

ではプレイヤーは、百竜夜行という災禍の恐ろしさ、とくにその物理的被害のみならず、この災禍が人々に与える精神的負荷の本来の大きさをどこから認識することができるのか、といえば、それは純粋な感性を通してこの災禍を体験している子どもの口から、ということになるんですね。

 

「砦に向かうハンターや多くの大人たちは、大切な里のみんなはちゃんと無事に帰ってくるのか?」「モンスターは怖くないのか?」「百竜夜行は本当にいつか終わるのか?」といった色々な懸念を口にするコミツの台詞は、カムラの里の子ども達が気持ちを揺さぶられている部分を代弁するものでもあると言えるでしょう。

 

プレイヤーにとって彼女の存在は、百竜夜行が子ども達の精神面に及ぼす影響を教えてくれる存在であり、ひいてはそうした子ども達の素直なリアクションを通じて、この災禍が人々にもたらす精神的負荷のリアルな重量感を補完してくれる存在でもあるのです。

 

私もストーリー攻略中は、カムラの里の大人たちがあまりにも戦闘民族なせいで、百竜夜行の本来の怖さという感覚がどうしても薄れてしまいがちだったのですが、コミツがみんなのことを心配したり、不安を拭おうとしている姿を見せてくれることで、「みんな心の中では本当はもっと不安かもな…」「本来はそれくらい心配しても全然おかしくない状況だよな…」と、客観的な認識に立ち返ることができるような感じでした。

 

カムラの里の子ども達、というと、プレイヤーが話すことができるNPCの中で最も年少組にあたるのは、コミツの他にはセイハク、タイシがいるのですが、セイハクはコミツBotコミツへの片想いの話が台詞の大半を占めており、タイシはハンター志望でウツシの弟子ということもあってか、発言がどちらかというとハンター寄りなんですよね。

 

そんな中で、コミツは良い意味で一番クセがないので、カムラの里の子ども達の中央値を拾うことができる存在です。それに加えて、心優しい性格の彼女はハンターさんや里のみんなのことをよく心配してくれて(若干心配性気味なところはありますが)、その気持ちを素直に言葉にして表現してくれます。そんなコミツだからこそ、ゲーム中でこの「子どもたちの不安な気持ちを代弁」というポジションが務まるということなんでしょうね。

 

それでいてコミツは、そんな不安だらけの百竜夜行にもへこたれずに乗り越えて行こうとするガッツを持っており、そして決戦前のハンターさんを応援してくれたり、イブシマキヒコを探すのに自主的に協力してくれたりしたように、自分がみんなのために出来ることは何か、自分はどんな役割を果たすべきかということを常に考えて動く、非常に行動力がある偉い子です。元々人一倍思いやりのある彼女は、カムラの里の「役割」という考え方、各々が自分に出来ることを見つけて互いに協力し合うという考え方も、ひときわ深く吸収して実行している印象がありますね。

 

また、少し脱線しますと、モンハンの百竜夜行に限らず現実の世界でもそうですが、こういう大規模な自然災害がもたらす人間のメンタルへのダメージってバカにならないんですよね。大人も大人で色々と大変ですが、子ども達への精神的なショックも軽視してはならない部分です。「また来たらどうしよう」「いつまで続くんだろう」という不安のみならず、「何やら大人たちがざわざわしていて焦ったり落ち込んだりしている」という状況も、子ども心に重く響いたりするものではないでしょうか。

 

コミツの目線をつうじて里の子どもたちの動揺がきちんと描写されているという点は、百竜夜行の多面的な脅威を物的でない方面からも説明し、この災禍の深刻さを細やかに表現することに繋がっているため、私は非常に好きなところだったりします。

 

さて話を戻しまして、ここまで述べてきたように、大人に負けないくらいの芯の強さがあり、一緒にいるとたくさん元気を貰えるのがコミツという子のすばらしい魅力です。そして実はセイハクも、そんな彼女に救われたことが彼女に惚れるきっかけになったんですよね。この辺の事情については、情報屋のフカシギがよく知っています。

 

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ニャンとフカシギ。謎の情報屋、ただいま参上…だニャ。
フム、ではカムラの里の裏情報…「すぺしゃる」のうちの一つをオヌシに伝えようではニャいか…。

おにぎり屋のセイハクくんが飴屋のコミツちゃんのことを好きになった理由は…。

じつは…。

○○がキッカケ~!

どう、驚いたかニャ? そう! オヌシが! あのおにぎり少年を恋の迷路へと引きずり込んだのニャ!

これは、ずいぶん前のこと…。オヌシがハンターになるための訓練に明け暮れていた頃の話ニャ。

セイハクは母ちゃんに言われて、修練場にいたオヌシにおにぎりを届けに行くことに…。

そこに、「りんご飴も差し入れたい」とコミツも一緒に付いていったニャ。

しかし何を間違えたか、セイハクとコミツは大社跡へ迷い込んだニャ。気がつけば、モンスターに見つかって大ピンチ。

身を隠すも、泣いて怯えるセイハク…。そんな彼をコミツはそっと抱き寄せて、ずっと励まし続けたんだニャ…。

コミツ自身も、恐怖に震えながら…。それでも笑顔で、「だいじょうぶだよ、だいじょうぶだよ」って…。

…うう、なんといい子なんだニャ。そんな優しくて健気なコミツに、セイハクはすっかり惚れちゃったのニャ。

でも、モンスターに怯えて泣いているところを見られちゃってるもんで、恥ずかしくて素直になれないセイハクでした…なのニャ。

まあ、おぬしが聞けば責任を感じるだろうということで、この話は秘密になったニャ。そもそもオヌシに責任はないしニャ。

……ニャンとも驚愕の情報だったニャ。では、2つの「すぺしゃる」な情報のうちの1つは、これにて終了だニャ。

(里☆6 フカシギ)

 

これはまた……セイハクにとっては甘いような苦いような、複雑な気持ちになる経験です。まあ、男の子なのに泣き出してしまって女の子に助けてもらったのが恥ずかしい、みたいなことであれば、怖いものは仕方がないのですから別に恥じる必要もないのですが……彼にもプライドというものがありますからね。

 

このことがきっかけでコミツを好きになり、その気持ちを伝えるということは、セイハクにとっては「モンスターを前に怯えてしまい、コミツに守ってもらった情けない自分」という思い出を蒸し返してしまうことでもありますから、セイハクが素直に好きだと言えない気持ちも納得できるというものです。

 

ところで、フカシギはこの情報をどこで仕入れたのでしょうか……。セイハク本人が言うはずもないでしょうし、このモンスターに襲われた時はセイハクとコミツは2人きりでしたから、母親のワカナでもこの時の状況を詳しく知っていることはないでしょう(仮に知っていたところで、その出来事を口外する人にも思えません)。

 

したがって、この状況を目撃していた第三者からの伝聞で……ということになりますが、もしフカシギの情報源の一つにアイルーのネットワークがあるとするのであれば、カジカの台詞なんかがちょっと気になるんですよね。

 

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ニャハハ、セイハクくんはほんとに素直じゃないニャね~!
だってニャ…………

ニャ、ニャハハハハ! オイラの口からはとても言えないにゃ~!

恥ずかしいニャ~! 甘酸っぱいニャ~!

(集会所☆3 カジカ)

 

「とても言えない」という彼の台詞、何か重大な秘密を知っているような口ぶりですが、それがこの「2人がモンスターに遭遇してしまった時の一連のエピソード」ということを指している可能性はありえそうです。

 

2人がオトモ広場経由で大社跡に行ってしまった(おそらく小舟に乗ったものの、行き先を間違えてしまったのでしょう)のであれば、里に帰ってくるときもオトモ広場の方からになりますから、行き帰りの際には彼の魚屋の前を必ず通過することになります。

 

なので、泣きながら2人が帰ってきたときに何があったのかの話を聞いていたか、あるいはワカナ辺りがなかなか帰って来ない2人を案じて様子を見に行ったときに、カジカも心配して一緒に着いていったところその現場を目撃してしまった、という感じの事情がある可能性はありそうですよね。

 

まあ、仮にそうであるにしても、あるいは別のエピソードのことを指しているにしても、そう勿体ぶられるとますます聞きたくなるような、聞きたくならないような……。教えられませんと言われるとますます知りたくなる、所謂カリギュラ効果ってやつなんでしょうか。まあ、他人の恋愛話を根掘り葉掘り聞きすぎるのもあまり好ましくはありませんから、秘密は秘密のままという方が、想像の余地も残る感じで良いかもしれませんね。

 

④2人の距離は…

さてと。またセイハクの話に戻りまして、次に2人の間にイベントが起きるのはヌシアオアシラ百竜夜行の後、つまりイブシマキヒコを捜索している時です。この時期のコミツは、先ほどの会話クリップの通り、青い龍を見つけるために空を見上げることを習慣にしていましたが、そんなコミツの様子を見たセイハクは、彼女の行動にちょっとした誤解をしてしまいます。

 

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コミツ、最近ボーッと空を見てたからさ、「ボケーッとすんなよ!」って、いつもの感じで言っちゃったんだ…。

…だけどコミツ、ボケーッとしてたんじゃなくって、ヒノエ姉ちゃんに共鳴した龍を探してたんだよ…。いっつも空を見て…。

ぬわぁー! オレ、自分が超なさけねーし! コミツ…ごめん…。

(集会所☆5 セイハク)

 

これはやってしまいましたね……。ぼーっとしていると思って声をかけたら彼女は実はイブシマキヒコを探していて、むしろ自分よりもずっと頑張っていた……ということですから、セイハクにとっては中々恥ずかしくなってしまう状況です。コミツの方はあまり気にしていない様子なのが不幸中の幸いですが、ばつが悪いとはこのことを言うのでしょう。

 

でもセイハクが偉いのは、その後で自分もイブシマキヒコを探そうと、コミツと同じように空を見上げる習慣をつくって龍探しに協力してくれるところなんですよね。

 

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コミツが、ヒノエ姉ちゃんに共鳴した龍を見つけるって、空をずっと見てるんだ。だから、オレも見てる。

いつもコミツにいじわるばかりしてるから、これくらいは協力するし…。 

別に、コミツが好きとかじゃなくて、これは…ヒノエ姉ちゃんのためだし…。

(集会所☆6 セイハク)

 

こういう場面できちんとコミツに「申し訳ない」という気持ちを持って、そして龍探しを手伝おうとするのはセイハクの本当にいいところ。セイハクの立場で「ぼーっとすんなよ」と言って、コミツに「青い龍探してるんだよ」と返されたら、この年齢くらいの子ならプライドを傷つけられて、「勝手にしろよ!」とか「紛らわしいことして心配させんなよ!」とか、逆ギレしてしまってもおかしくない場面だと思うんです。なんなら大人でもそういう人いるし。

 

セイハクがコミツに「青い龍を探してるんだよ」と言われたときにどういう言葉を返したのかは分かりませんが、変な意地を張らずに自分が誤解していて申し訳なかったと認めて、コミツが取り組んでいることを自分も一緒に頑張ろうとしてくれるのは、彼の心根の真面目さや優しさがよく分かるシーンであると言えるでしょう。


ちなみに、この時のセイハクの様子を見たワカナさんのセリフがこちら。

 

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この間から、なんかセイハクが落ち込んでるのよねぇ。

ま、どうせコミツちゃんのことでしょ! 好きなだけ悩めばいいわ! アッハッハ!

(集会所☆5 ワカナ)

 

ワカナさんもセイハクがコミツのことで一喜一憂しているのはお見通し……というか、もう「アッハッハ!」とか言っちゃってます。彼女も慣れっこというか、肝が据わっているというか、息子に対してのいい感じの距離感の取り方が好きですね。

 

そんな感じで、コミツに近づけたかと思えばまた遠ざかり、本人にとっても見てるこちらにとってもじれったい感じのセイハクですが、雷神龍ナルハタタヒメとの決戦を前にして、とうとうコミツへの想いをハンターさんに打ち明けてくれます。

 

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ナルハタタヒメ…やっつけに行くんだな。ヒノエ姉ちゃんやミノト姉ちゃんから話を聞いて、ヤバイ龍とやるんだなって…。

……オレさ、今まで誰にも言ってなかったけど… ○○にだけ教えるよ。

オレ…オレ…じつは…

コミツのことが、好きなんだ…!

○○が無事に帰ってきたら、オレ、コミツにこのこと、伝えるよ! だから、かならず帰って来いよな!

(雷神討伐前 セイハク)

 

神龍が討伐されて全てが終わったら、セイハクはとうとうコミツに告白するつもりでいるようです。いちおう本人は、自分の恋心は今まで誰にも知られていないと思っているようですが……日頃のあまりにも分かりやすすぎる言動や行動からして、彼の想いは(コミツ本人を除いて)割と周知の事実になっています。

 

が、それを本人に伝えてしまうのは野暮というものですよね。セイハク自身の中では、みんなには言わずに自分の心に秘めていたことになっているわけですから、その世界を尊重して、あくまでも「初めて聞いた」という体で彼の内緒話を受けとめてあげるというのが、彼のプライドを傷つけないための筋というものでしょう。

 

彼の恋路の結末を見届けるためにも、かならずナルハタタヒメを倒して帰ってこなければ……という所だったのですが、Ver.1.0「雷神」ではナルハタタヒメを瀕死に追い込むことはできたものの、後の調査によってこの時はとどめを刺すには至らず、百竜夜行はまだしばらく続く、ということになります。このことが知らされた後のセイハクのセリフがこちら。

 

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なんか、まだ油断できないみたいだけど、○○がいるから安心だよな。いくらでも来いってんだ!
……ん? コミツに告白したのかって?

な、なんの話? オレ、べ、別にコミツのこととかぜんぜんなんとも思ってねーし!?

あ、あれは…その…○○を元気づけるために言った冗談だし! 本気にするとか、笑っちゃうし!

(雷神討伐後 セイハク)

 

絵に描いたように見事にしらばっくれています。そりゃそうなりますよね。セイハクは雷神龍の討伐が百竜夜行との最後の戦いになると信じていたからこそ、恥ずかしさを忍んで彼の想いを打ち明けてくれて、「コミツに告白する!」と意気込んでいたわけです。そのはずだったのが、ナルハタタヒメの生存が確認されてまだ終わりとはならなかったわけですから、自分があれだけ勇気を出したのは何だったんだと落ち込むほかありません。

 

コミツに想いを告げるタイミングが失われてしまい、ふたたびいつものツンデレ少年(?)に戻ってしまったセイハクですが、来たる真の最終決戦「百竜の淵源」の前になると、更に彼とコミツの関係性が変わっているんです。

 

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○○、頼むぞ。頼むから、ちゃんと無事で帰ってきてくれよな。

オレの前でさ、泣くんだよ。コミツが。○○さんが心配だって。オレの前で、最近、いつも泣いてんだ。

泣きながら、りんご飴を作ってるんだよ。○○が帰ったとき、お祝いのときに出すんだ…って。

なあ、○○。頼むぞ。無事に帰って来てくれよな。約束だぞ。オレ…コミツの笑った顔が見たいからさ。

(淵源討伐前 セイハク)

 

なんとコミツの方から、ハンターさんが心配でつらい気持ちをセイハクの前で吐き出すようになっているんです。これは驚き……。ずっと心配そうにしているコミツが笑顔になってほしいと心の中で願い続けていたり、イブシマキヒコの時には一緒に空を見上げて龍探しを手伝っていたり……そういう彼の思いがどこかでコミツにも伝わって、彼女からの信頼を得たのかもしれません。

 

行方をくらましたつがいの古龍を探している期間のセイハクの台詞を見ると、この間に彼が何らかのアクションを起こした可能性がなくはないことが窺えるんですよね。

 

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なんか、あっちこっちでおっかないモンスターが出てきてるらしいじゃん。

イブシマキヒコとかナルハタタヒメに影響されてんのかな。○○、忙しくなるな。

たまには少し休んで、コミツと話とかしてやってよ。アイツ、○○のこと大好きだからさ。

……え? オ、オレが話せばいいって?

オ、オレは…ほら! おにぎり屋で忙しいーし! ちょっと時間が取れねーし!

(ドス古龍討伐時 セイハク)

 

コミツと話してやってほしいというお願いをハンターさんにしたところ、セイハクが話せばいいと逆にハンターさんに言われてドキッとしている様子。この時は「おにぎり屋の仕事が忙しいから」と断ってはいますが、この一言で彼もかなり意識してしまっているようですし、何だかんだで優しい性格でもありますから、セイハクの方からもコミツに話しかけて元気づけてあげたことが、のちの淵源討伐前の時期にコミツとぐっと距離が縮まることに繋がった……というのは、推測の域を出ないものの、決してなくはない可能性ですよね。

 

淵源の時にはコミツはセイハクにかなり心を許すようになっているらしく、じっさいこの時期にコミツの方に話しかけに行っても、彼女はハンターさんの前では泣き出したりすることはないんです。

 

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あのね、あのね。○○さんが帰ってきたら みんなでお祝いするんだって。

だからコミツも、お祝い用のりんご飴を作ることにしたんだよ。

ほんとはとっても心配だけど… がんばれーっていっぱい応援しながら たくさんりんご飴を作るの。

○○さんには、いちばん大きいりんご飴を作って待ってるからね!

(淵源討伐前 コミツ)

 

コミツはハンターさんの前では、「ほんとはとっても心配」とは言いつつも、泣き出したい気持ちをぐっとこらえて、明るく元気づけようとしてくれます。本当はりんご飴を涙を流しながら作ってくれているのですが、そのことも伏せて「応援しながら」とだけハンターさんには伝えています。ハンターさんを送り出す立場として、面と向かって弱音を吐いて不安にさせてはいけない、自分も気持ちを強く持って応援するんだと、彼女は頑張っているんですね。

 

そこがコミツの強さと言えるところなのですが、それでもやはり一方で心優しく繊細な彼女のことですから、「もしハンターさんがモンスターにやられて、無事に帰って来なかったらどうしよう……」という不安は彼女の心を押しつぶしてしまいそうなほど大きく、皆の前では抑え込んでいる正直な気持ちを、信頼できる誰かには吐き出したくなるというもの。彼女はそういう相手としてセイハクを選んでいるのです。

 

もちろん、コミツがセイハクを恋愛対象として意識しているのかは依然として不明であり、この時の彼女はむしろ、自分のつらい気持ちを受けとめてほしいと思えるような、信頼できる友だちとしてセイハクのことを見ているように思われます。

 

でも、そういう人として認められたというだけでも、セイハクにとっては本当に大きな一歩ですよね。セイハクも内心よほど嬉しいのか、「オレの前で」を大事なことなので2回反復して言っていますが、いつもの「……ハッ!!」のくだりもなく、真剣にコミツを心配しているのが伝わってきます。セイハク……その調子だよ!!

 

そして、淵源ナルハタタヒメを倒して帰ってきたあとの彼の台詞がこちら。

 

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○○が無事に帰ってきてくれてよかったよ。ずっとコミツが笑顔でさ、オレも、すげー幸せいっぱい…。
………ハッ!!

ち、ちげーし! 別にコミツだけじゃなくて、みんな笑顔で幸せだねってことだし!

コミツは笑顔じゃなくても、いてくれるだけでオレ、幸せだし! コミツの存在自体が、オレの幸せだし!

(淵源討伐後 セイハク)

 

コミツに笑顔が戻って本当に嬉しそうなセイハクくんです。というか、そんな恥ずかしいセリフをよくそんなに堂々と言えたもんだ……私はモンハンをやっているつもりだったのですが、間違えて恋愛アドベンチャーゲームでもやっていたのでしょうか。まあ、コミツの事が大好きで仕方がない、ということ自体は良いんですけどね。

 

ちなみに、淵源を倒した後のセイハクの会話は2パターンあるのですが、両方ともコミツの笑顔がまぶしいだとか幸せだとかいう話をしていて、彼もとうとう本格的に隠す気がなくなっているようです。いずれもう一つの方のパターンも紹介しますが、ちょっとした小ネタとして、この2種類の会話はいずれも「………ハッ!!」のときの「…」が1個多いんですよ。上の会話クリップを、記事の上の方の会話クリップとぜひ見比べてみてください。細かすぎる。

 

百竜の淵源討伐までの道のりの中で、今までよりも一層コミツとの距離が縮まったセイハクですが、結局ライズの上位までのストーリー内では、彼がコミツに想いを告げるまでには至りませんでした。来年に控える大型アップデートのサンブレイクでは、新拠点だけでなく里ストーリーの方にもお話が追加される可能性が高いですから、セイハクの恋路に今後も注目していきたいところですね。

 

そんなところで、セイハクとコミツのお話はここらへんで一区切りとさせて頂きます。が、最後におまけパートです。

 

おまけ1つ目は、セイハクのたたら場前エリア内でのさまざまなアクションについて。セイハクは店で仕事をしているか、ヒノエの所でコミツの隣に座ってリンゴ飴を食べている以外にも次のような行動を見せるときがあります。

 

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一つ目。彼はコミツから貰ったらしいりんご飴を、店の前で一人で嬉しそうに眺めているときがあります。おそらく「コミツに時々おにぎりを渡し、お礼にりんご飴をもらう」というエピソードに基づくものと思いますが……りんご飴を天に掲げたり、しゃがんだまま飴をジロジロと観察したりと、微妙に挙動不審です。

 

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二つ目。コミツに絡みにいっていたところを、「店をおろそかにするな~」とワカナに連れ戻されたらしく、廊下に立ってなさい状態になっているセイハクです(廊下はありませんが)。

 

検証はしていないのですが、このワカナに叱られているシーンは、冒頭でお見せした「ヒノエ、コミツ、セイハクの3人でご飯を食べている」光景の直後に発生している場合が体感多いような気がします。店を長時間空けてしまったことを注意されてしまったんでしょうね。

 

それから2つ目は、記事の中で出たセイハクの父親・ワカナの夫はどんな人なのかというお話で、「もしかしたら既に亡くなっているのかも?」という可能性についてお話ししました部分について、その説を裏付けるもう一つの根拠になり得るかもしれないものをご紹介しておきます。

 

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こちらの灯籠、中に入っているのは一見ヒトダマドリのように見えるのですが、実際はどうやら灯蟲という虫のようで、この灯籠は里のいくつかの箇所に置かれています。灯籠の前にはお酒や食べ物がお供えされているため、里のご先祖の霊を祀っているということで間違いないとは思いますが、上のクリップのおにぎりが供えられている灯籠が少し気になりました。

 

この灯籠があるのはセイハクのおにぎり屋とワカナの八百屋の裏にある、荷物が色々置いてある隣の木の戸を開けて(ハンターは翔蟲で飛び越えますが)さらに奥に入ったところのこじんまりとした空間に置いてあります(傍には注連縄の巻かれた岩もあります)。場所からしても、このおにぎりはセイハクが置いたものと見てよいでしょう。

 

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(↑ この画像の中央奥の、鳥居のような形の戸の奥です)

重要なのは、なぜわざわざ里の中に、敢えて少し分かりづらい仕方でこのようなスペースの存在を忍ばせたのか、ということです。

 

もちろんこのおにぎりは、セイハクが自分の家のご先祖様に対して供えられたものかもしれませんし、この灯籠が必ずしもすべての家の近くにあるわけでもないようですから、広く里のご先祖様全員に対して供えられたものと見なすことも出来ます。百竜夜行が50年の時を経て再来するというこの時期だからこそ、かつての災禍のときに亡くなった先祖への弔意と、自分たちの無事息災を願ってお供え物がなされている、という見方をしても、まったく過不足のない解釈と言えるでしょう。

 

が、ここで灯籠の前におにぎりを置き、「セイハクがお供えをしに来ているという点が強調されている」という情報を重めにとって解釈するならば、彼のごく身近な亡くなった家族、すなわち父親のことを想って、という可能性も、決してなくはない話ですよね。

 

もちろん、重ねて申し上げますが、彼の父親が既に他界しているというのはあくまで「可能性として考えられ得る」というだけの仮説で、そう断定する決定的な根拠はないのですが、そのように解釈することもできる、ということをお伝えしておきたいと思います。私が考えすぎ、というだけのことかもしれませんし…。セイハクやワカナの気が向けばの話ですが、続編でその辺りの家庭事情が聞ける機会もあるといいですね。

 

そんなわけで、甘酸っぱいお話シリーズのセイハク&コミツ編はこのへんで終わりといたします。このシリーズでも、他にも何名かのキャラクターを取りあげて考察していく予定ですので、あまり期待しない程度に続編をお待ち頂けると大変嬉しく思います。

 

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう!